植物性自然毒(クワズイモ)による食中毒が発生しました!
登録日:2019年7月29日
熊本県下で有毒植物である「クワズイモ」の喫食による食中毒が発生しました。
今回の事案は、観賞用植物として栽培されていたクワズイモを食用のイモと誤認し、調理・喫食したことが原因です。
詳しくは、ダウンロードファイルをご確認ください。
【 クワズイモとは 】
● サトイモ目サトイモ科クワズイモ属に分類される植物で、主に観葉植物として鉢植え等で栽培されています。
● 中国南部や台湾、インドシナ、インドの暖帯から亜熱帯地域に分布しており、日本では、四国南部、九州南部~琉球に分布しています。
● 全体の高さが1m以上になる多年草で、根茎は棒状で太く、葉痕が輪状に残ります。葉や葉柄がサトイモなどと似ているため、誤食により食中毒が発生することがあります。
● 葉や茎、根茎には不溶性のシュウ酸カルシウムが含まれており、この針状結晶による刺激により、中毒症状を発症すると考えられており、悪心、嘔吐、下痢、麻痺、皮膚炎などが主症状とされています。
【植物性自然毒による食中毒予防のために】
● 種類が分からない植物を食用にしないでください。
● 鑑賞用の植物を処分する際は庭や畑に捨てずに、確実に廃棄してください。
<外部リンク>
厚生労働省HP「自然毒のリスクプロファイル」
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お問い合わせ先
住民生活課 環境対策係
- 電話番号:
- 0966-82-2511
- ファックス番号:
- 0966-82-5135
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